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Fine-computerシリーズ第二弾『Sport』をリリース!
DEMOCAR GRAPHYFine-computerシリーズ第二弾『Sport』をリリース!
【2016年6月:4x4MAGAZINE掲載】
もっと楽しく、もっとアクティブに!の声から生まれたFine-computer “Sport”
オフロード走行や林道走行などの荒れた道では無類の強さを見せるジムニーJB23。
しかし、長く続く上り坂や高速道路本線への合流時等、もう少し加速が欲しい!と思うことは、日常生活においても感じることが多いのではないだろうか。 そんな日常的な走行シーンに「快適性」を提供する「Fine Computer」の発売から約一年が経過した。
実際に「Fine-computer」に換装(書き換え)されたデモカーのステアリングを握ってみると、「ここで、もう少し加速してくれたら…」と感じていたはずのシーンに入ると、アクセルを踏み込んだ分だけ素直に伸びてくれる=心地良さ覚えさせてくれた。
そんな走りを可能にしてくれる「Fine-computer」が、大きな反響を呼び、よりアグレッシブに、そしてより速く走りたいとのユーザーの声におされ、「Fine Computer Sport(以下『Sport』)」が新たにリリースされることとなった。
Dynapackによる計測~Fine-computer “Sport”(上図)/Fine-computer(下図)
Fine-computerシリーズに貫かれる基本姿勢(上図): コンピューターチューニングと言えば、パワーやトルクの”最大値”に意識が奪われてしまうが、今一度『Sport』と「Fine-computer」のグラフをご覧いただきたい。どちらも純正品(緑色のグラフ)と同じような曲線を描きながら、パワーとトルクそれぞれの出力が大幅に向上している。これは自動車メーカーの意向、即ち、ジムニーの特性をまず第一義と捉え、その上で日常生活で感じる力不足を、そのまま「快適」に変えてくれることを意味している。
Fine-computer “Sport”(上図):トルク(左のグラフ)は、「Fine-computer」同様2,500回転から一気に駆け上がり、3,732rpm/58km/hで、最大値13.1kg/mに。パワー(右のグラフ)は、5,500rpmまで一気に上昇し、5,930rpm/93km/hで90.8PSを記録している。
Fine-computer(下図):一方の「Fine-computer」のトルクは、『Sport』同様2500回転から一気にトルクが増し、3147rpm/49km/hで最大値11.6kg/m(純正品は9.3kg/m)を迎えた。パワー(馬力)もまた『Sport』同様5,500rpmまで一気に上昇し、6,043rpm/95km/hで80.2PSを記録。 ※緑色の曲線はともに純正品。
「Fine-computer」と『Sport』~両者の違いとは…
両者の違いを解説する前に、ぜひ認識して頂きたいことがある。それは「Fine-computer」への書き換えだけで、日常域の走行ならば、充分に事足りるということだ。
しかし、冒頭でも触れた通り「もっと速く、もっとトルクフルに…」を願う、強者のジムニーユーザーが多いことも事実。そんなアグレッシブなユーザー達の声に応えるべく『Sport』が誕生した。
それでは、「Fine-computer」と『Sport』の違いは、一体どこにあるのだろうか。
第一の違いは、純正コンピューターに対し、トルク&パワーで大きく凌駕する「Fine-computer」が日常走行時に快適性をもたらしてくれるものならば、その「Fine-computer」をさらに上回る出力を誇る『Sport』は、愛車に “操る楽しさ” を提供してくれるものと、表現することが出来るだろう。
そして第二の違いは、「Fine-computer」では、コンピューター換装(書き換え)のみからチューニング(取り付け)が可能なことに対し、『Sport』ではセット販売が必須であるということだ。
『Sport』コンピューターへの書き換えにより、あり余るトルク&パワーは手に入れることが出来るものの、純正のインジェクターが、限界点を超えてしまうのだ。それゆえ、大容量のインジェクターが必要となり、結果エンジン内部では出力が大幅に上がるため、エンジン温度も上昇する。そのためにオイルやクーラー類などワンランク上の強化品での対応が必要となってくる。下段に掲載した「Fine-computerシリーズ価格表」の通り、特に『Sport』では、タニグチが提唱しているセット化でのチューニングが前提となる。
「日常での快適性」を求めるなら「Fine-Computer」を、 『操る楽しさ、ハイエンドな走り』を求めたいのであれば『Sport』モデルを。
いずれを選択しても、これまで体感したことのない「トルク&パワー、レスポンス…」を手にすることが出来るだろう。
トルクフルな走りを享受
モーグルやヒルクライムと言ったステージでは、もう少し低速トルクが欲しくなるようなことも。こんなシーンにも有効だ。
長い上り坂こそ真価を発揮
一般道での長い上り坂では、ジムニーをグイグイ引っ張り上げてくれる。また、高速道路の合流時には、圧倒的な加速力からスムーズな進入が可能に。
トータルバランス
最下段に掲載している「Fine-computer価格表」をご覧頂きたい。「Fine-computer」単体のチューニングは可能だが、『Sport』を選択する場合は、セット販売が必須。『Sport』のポテンシャルを最大限に発揮させること、そしてエンジンへの負荷を抑えるためだ。
精度をさらに高めたいなら現車セッティングがオススメ!
カスタマイズされた車両が多いジムニーでは、当然ながら個体差が生じてくる。愛車に最も相応しいチューニングを求めるなら、現車持ち込みによるセッティングがオススメだ。 そして何よりも、トータルチューニングを掲げるオフロードサービスタニグチのノウハウが直接伝授されるのだから、これに勝る魅力はない!と言っても過言ではないだろう。
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